ご覧いただきありがとうございます。 Martin D-28P の出品です。
希少なギターなのと、気に入っていたので手放したくないのですがコロナ禍でまとまったお金が必要になりましたので出品いたします。
最後までお読みになり入札をお願いします。
●アピールポイント１：パフォーマンスネックD-28Pの「P]はパフォーマンスネックのPです。パフォーマンスネックは通常のネックより（ローポジからハイポジまで）薄いのが特徴です。このためネックがとても握りやすくコードも抑えやすいです。スクエアネックとは雲泥の差です。また、パフォーマンスネックは1990年頃の限られた期間にしか作られなかったのでとても希少です。
●アピールポイント２：シェラック（セラック）塗装このギターはボディバックを除き、オールドマーティンや高級クラッシックギターに用いられているシェラック塗装が施されています。この塗装がMartinオリジナルなのか後から施されたのかはわかりません（私がファーストオーナーではなく私が購入した時からこの塗装でした。ただ、ノーマルのラッカー塗装を剥いでシェラック塗装を施すと、膨大な手間とお金がかかるので、個人的にはMartinオリジナルではないかと思っています。）この塗装のせいかはわかりませんが他のMartinギターと比べてレスポンスの良い音がする気がします（あくまで私感です）
●アピールポイント3：本象牙のナットとサドルナットとサドルは良質の本象牙に、ブリッジピンはTUSQ製に交換してあります。これによってより芯のあるブライトな音になっています。もちろんオリジナルは残っていますのでオリジナルに戻すのも可能です。
●アピールポイント４：セミビンテージの個体このギターは1990年生産で約30年経っています。このため木が乾燥していい感じに枯れ始めた良い音がします。シェラック塗装と相まってレスポンスの良い音です。
●アピールポイント５：きれいな個体このギターは割れはもちろんのこと目立つ傷がほとんどありません。本当にきれいな個体です。ラッカー塗装ではないのでMartinで良くあるウェザークラックもありません。
●アピールポイント６：本マホガニーのネック近年のMartinのネック材は一部の高級品を除いて「Selected Hard Wood」と記載されています。要するに「マホガニー材ではないかもしれないが厳選された良い木を使っているよ」ってことですね。この時代はまだ正式にマホガニー材とカタログに謳われています。
■ネガティブポイント1：シェラック（セラック）塗装シェラック塗装は音にとってはアピールポイントですが、ラッカー塗装よりも扱いに気を使います。ギター受け部がゴム材のスタンドはNGです。ギター受け部は自然素材のものを使ってください。とは言っても怖がることはありません。「多少ラッカーよりも気を使う」程度で大丈夫です。
■ネガティブポイント２：ネック裏のがさつきネックもシェラック塗装なのでギターケースの化繊と反応して、ネック裏に多少のがさつきがあります。私は気にならない程度だったのですが細かいことを気にする方は入札をご遠慮ください。
■ネガティブポイント３：ギターケースの補修と割れギターケースはオリジナルのMartinのケースです（下倉楽器のプレートが貼られていますので下倉物と思われます）写真１０にありますようにヘッド側のバックルに補修跡。ケースの下部に割れがあります。これらも私は気にならない程度だったのですが細かいことを気にする方は入札をご遠慮ください。
ネックは目視ですがほぼまっすぐ。ナット幅は43.5mmです。弦高は12フレット上で1弦約2mm、6弦3mmです。弦はエリクサーのライトに張り替えてお渡しします。

以上です。アピールポイントもネガティブポイントも正直に書きました。
近年Martinのギターは値上がり傾向ですが前述の通りまとまったお金が必要なので低価格からの売り切りとします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。もし気に入ったのでしたら入札をお願いいたします。
（2022年 3月 30日 8時 48分 追加）書き忘れましたが、オークションですのでお約束の3Nでお願いします。