中央に福禄寿、左右に山水の３幅対です。作者は福禄寿一幅が狩野探幽、両脇の山水二幅が探幽の娘婿狩野洞雲です。1600年代前半に描いたものでしょうか。それから150年程経って狩野伊川院が添え状を書いてます。サイズは縦横それぞれ1765mm,388mmです。絵画部分のサイズは縦横それぞれ935mm,272mmです。状態は表装は良い表装ですが所々に虫食いの跡が有ります。添え状にも虫食い跡が有ります。長い間土蔵にでも眠っていたものだったでしょうか。絵の部分はかなり汚れていたのでしょう洗っても汚れは落ちてなく黒ずんでいます。又横折れが何本かあります。特に探幽の福禄寿図の中央付近の横折れはひどく裏打ちで繋がっている状態です。軸先はよく分かりません白い何かの角と思われます。（2022年 1月 21日 11時 48分 追加）出品してから気付いたのですが３幅対の写真右側一部分が欠けているかと思います。大変申し訳ございませんでした。