宝石に何を求めるかは、人それぞれ異なります。まず、第一に、「色の美しさそのもの」を求める方がおられます。代表格は、特上ルビー、特上エメラルド、特上ブルーサファイア、特上パパラチア、特上アメジスト、特上パライバトルマリン、特上タンザナイト、特上コバルトブルースピネル、特上アフガナイト、特上アウイナイト、特上ネオンピンクスピネルなどが挙げられます。次に、第二として、「個性的な面白さ」を求める方もおられます。代表格は、特上アレキサンドライト、特上キャッツアイなどです。更に、第三として、色が取り立てて美しいわけでもないし、キラキラがある訳でもないし、面白い特性がある訳でもないけれど、「ただただ珍しいという一点」に注目なさる方もおられます。某は、全くそういう鉱物的なものには興味が無いので、山本リンダさんじゃないですが、「（例を）上げろと言われても、ハア？ハア？」という感じで、何も、思い浮かびません。最後に、第四として、「キラキラと輝くもの」を求める方がおられます。代表格は、ダイヤモンド、特上ブルー＆ピンクジルコン、特上デマントイド、特上トパーズなどです。もちろん、宝石に中には、第一、第二、第三、第四の特徴のうち、複数を兼ね備えている強者（つわもの）もございます。 さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、第四の「キラキラ」に重点を置いた商品です。ラウンドの形状で、カットが秀逸であれば、「ダイヤモンド（硬度１０）」でなくとも、「サファイヤ（硬度９）」「スピネル（硬度８）」など、硬度の高い物は、実に良く輝いてくれます。特に、色が薄い場合は、その分、光を遮（さえぎ）りませんので、輝きをより強く感じて頂けます。バチバチ来る「スピネルフラッシュ」をお楽しみ下さいませ。＊薄紫は、直径が、約７．５ｍｍ、薄緑は、直径が、約７．０ｍｍです。