美品でカビや塵などはありません。

カール・ツァイス・イェナ（旧東ドイツ）のFlektogon 20mm/f2.8です。
マウントはM42スクリューマウントで、1970年代の製品と思われます。
ツァイスの広角レンズと言えば、西はディスタゴンだと思いますが、東はこのフレクトゴンでしょう。
まず、鮮やかな紫色のコーティングに輝く巨大な前玉が目を引きます。
最短撮影距離は１９センチほどで、かなり寄れます。
被写界深度も深く、絞りをＦ５．６ほどまで開けても０．８メートルから無限遠までピントが合います。
これを利用して、ファインダーやモニターを見ずに、正確なピントやフレームを定めないで撮影しまくるというのも、ライブ感が出て面白いかもしれません。
色もよく線の感じもシャープに写るので、ググッと被写体に肉迫し、超広角の大胆に誇張される遠近感でもってインパクトのある絵を狙うのも良いでしょう。
広角ならではの、これぞ写真の醍醐味という感じの撮影が楽しめるレンズです。

管理番号#4