■ 花三島象嵌茶碗 ■

商品説明制作地：朝鮮 李朝時代■
■高さ 5.5cm 径 13.3cm■

■ 三島茶碗は、いわゆる高麗（こうらい）茶碗の一種で高麗王朝時代末期から朝鮮王朝〈李朝（りちょう）〉前期（14～16世紀頃）にかけて朝鮮半島で焼かれ、室町時代末期に渡来しました。 象嵌青磁（ぞうがんせいじ）を基盤として生まれ、韓国では、青磁とも白磁（はくじ）とも区別するため粉青沙器といわれています。 日本では、茶碗に印刻（いんこく）された細かい筋状の文様が三嶋暦師の版行（はんこう）する三嶋暦に似ていたところから「三島手（みしまで）」「暦手（こよみで）」と名付けられたといわれています。 自由で素朴な中にも温雅なたたずまいを持つ三島茶碗は、桃山時代の茶人や数寄（すき）者に愛好されました。 商品について表千家茶人の秘蔵コレクションです。
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